アメリカに拠点をおく民泊のホストとゲストをオンライン上で仲介するAirbnbですが、急成長するなかで避けて通れないのはクレーム対応です。その中で性的暴力に関するネガティブなクレームについて考察します。
目次
Airbnbの性的暴行のクレームの件数
アメリカの大手総合情報サービス会社ブルームバーグ(Bloomberg)がAirbnbの性的暴行のクレームについて多くを報道しています。
それによると、Airbnbの元社員は毎年何千件も性的暴力のクレームが寄せられていたといいます。
曖昧な証言ではありますが二桁は余裕で越しているのは確かで目を伏せておくわけには行かない数であることは間違いありません。
Airbnbの性的暴行クレームの隠ぺい?!
ブルームバーグはAirbnbの性的暴行に関するクレームについて調査しました。
それによると、被害者のいるこうしたクレームについて正当な調査を避けるためにAirbnbが積極的に隠ぺいし明るみに出ないようにしていることが判明したといいます。
Airbnbの性的暴行クレームに対する隠ぺい方法
簡単に大衆が注目するネガティブな性的暴力事件を隠すために、Airbnbはお金を使っています。
被害者に和解金を支払い、被害者と加害者の間に条項に従って仲裁に入って、秘密保持契約を結んで事実を語らせないようにして、事件をかき消しているとブルームバーグは報じています。
Airbnbは性的被害に対する和解金の金額
ブルームバーグによるとAirbnbは性的被害を含む明るみに出したくないホストやゲストのトラブルを隠ぺいするために年間約5000万ドル(約55億1000万円)のお金を使っているといいます。
例えば、レイプ被害にあった女性に対して700万ドル(約7億7000万円)の和解金が支払われた事実があるという報道は驚きです。
Airbnbは性的暴行事件の法的責任回避が可能
そんなにお金を使うのは和解が成立すれば性的暴力だけじゃなく究極的には殺人事件さえも調査を避け裁判所の裁きを受けることを回避できるからです。
被害当事者やその家族、規制する機関の調査員も消し去られた事実にアプローチすることは困難でAirbnbの安全性の現状は客観的に把握することが難しくなっているとブルームバーグは報じています。
ブルームバーグの調査についてAirbnbは?
Airbnbの性的被害などのクレームについて、ブルームバーグのネガティブな調査結果をみてきました。
これについてAirbnbはもちろん反論しています。
0.1%という僅かな物件を除いて宿泊施設は安全上全く問題ないし、ゲストとホストのトラブルについてAirbnbが金銭を払う場合は人的トラブルではなく物的損害に対してが大部分で金額も100万ドル以上の高額になることはレアケースだと主張しています。
#MeToo運動に対するAirbnbの対応
2017年には性的被害を顕在化させようという#MeToo運動によって「Airbnbの秘密保持契約は性的暴行の被害者を黙らせることが多い」と強い指摘を受けました。
これに対して秘密保持契約の慣行を中止するとした反省の動きも過去にはありました。
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