Q. Airbnbの予約総額は、コロナ前の水準に戻ったのか?

【Airbnb】予約総額がコロナ前を超えた!3つの理由

民泊のホストとゲストをマッチングするプラットフォームを世界で展開するAirbnb(エアビーアンドビー)はシェアリングエコノミーの先頭集団に属していることに違いありません。

時価総額が1,000億円に達するのに要した時間は僅か3年でした。

コロナからのダメージはもちろんありましたが、現在感染拡大から2年が過ぎ欧米ではワクチン接種のおかげで経済活動も戻りつつあり、Airbnbの決算情報もそれを反映しています。

2021年7月~9月のAirbnbの予約総額、予約単価についてコロナ前と比較しながら背後にある理由を考察します。

Airbnbの2021年7月~9月の決算

Airbnbの2021年7月~9月の四半期売上は約2,200億円です。前年と比べると67%上昇しています。

コロナ前の2019年を大幅に超えて何と四半期売上で過去最高という驚きの結果でした。

Airbnbの「予約総額」の推移

同期の予約総額については約1.19兆円で、2020年の同期と比べると増加率は48%で約8,000億円増えています。

コロナ前の2019年の同期と比べても23%の増加率で約9,700億円増えています。

Airbnbの予約総額については完全にコロナ前まで回復していてむしろそれ以上と言うことができます。

Airbnbの「予約単価」の推移

同期の予約単価について見ておきます。

約14,900円で2020年の同期が約13,000円なので増加率は15%です。

2019年の同期は約11,000円で増加率は33%なので意外にもコロナ前の方が少なくなっています。

決算が上向きの3つの理由

コロナ禍でも予約単価などが成長した理由は3つあります。

一つ目は予約単価が高い郊外の一軒家の民泊の利用が増えたことです。

コロナ禍で密を避けようとちょっと高くても安全な郊外の一軒家が積極的に選ばれたわけです。

二つ目は予約単価の低いアジア地域(特に中国)の経済回復が遅れていて旅行に行こうにも行けない状況で、反対に予約単価が高い北米やヨーロッパの都市部の経済が先行回復したことがあります。

三つ目はコロナ禍でリモートワークが普通になり時間の縛りが弛められ、ワーケーション目的などで長期滞在の利用が明らかに増えたことです。

今のところAirbnbの売上だとおよそ50%が「1週間以上の滞在」ですが今後期間が28日以上と伸びて行けばされに決算成長につながることになるでしょう。

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