Airbnbが元オリンピックアスリートの経験や知識をシェア

民泊サイトのAirbnb（エアビーアンドビー）が9年間のワールドワイドオリンピックパートナー契約を結びましたが、その中でアスリートとの体験のプログラム「オリンピアン体験プログラム」を手掛けることになりました。

1 オリンピアン体験プログラムとは？
2 ゲストのメリット
3 ホストのメリット
4 まとめ
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オリンピアン体験プログラムとは？

Airbnbは体験のシェアも行っています。旅行先に住む登録ホストがガイドになってその人が伝えたいその土地の魅力を案内するというものです。ガイドに留まらず例えばパンの作り方やダンスを教えるなんて場合もあります。つまり、ゲストに空き家や空き室をシェアするのではなく、自分の経験や知識をシェアするということです。
オリンピアン体験プログラムではこのホストに現役を退いたオリンピックアスリートがエントリーするというものです。ホストになることを希望する元アスリートはAirbnbとIOC主催の研修、「アスリート365」プラットフォームを受けることでスタートラインに立ちます。オリンピアン体験プログラムは数カ月の間に実現するということです。

ゲストのメリット

ホストは引退しているにしろ一度はオリンピックというスポーツの世界大会を経験した人たちです。その人たちから直接そのスポーツのレッスンを受けることが出来るのですから、高みを目指している人なら絶対に参加したいプログラムです。
スポーツの技術に留まらず、勝ち進むためのメンタルトレーニングや理想の体形を作る食事など直接話を聞く機会も得られるわけです。
やったことないスポーツでも、高い技術を持ったオリンピックアスリートと交流することで新たにそのスポーツに関心を寄せる人も増えるでしょう。

ホストのメリット

引退したオリンピックアスリートでその後何をしていったらいいか悩む人は少なくないと発表会で女子レスリング金メダリストの吉田沙保里さんも語りました。一つの選択肢として新たにこのオリンピアン体験プログラムへの参加がエントリーされたということです。
引退後、コーチや監督などになってその競技に関わり続けていくことは簡単なことではありません。それが、Airbnbのプログラムにただ参加するだけで求めてくる人たちに自分の技術や知識を簡単に伝えることができるわけですから、競技を続けたいオリンピックアスリートにとってこんなに嬉しいことはないでしょう。

まとめ

ゲストは一流選手と夢の様な交流が出来るという今までにはなかった体験が気軽に出来るようになります。ホストのアッスリートはこのプログラムに参加することで引退しながらもオリンピックを盛り上げることができるということになるのです。Airbnbがこれを企画したことは、ワールドワイドオリンピックパートナーとしての役割をしっかり果たしていると言えるでしょう。