イベント開催におけるAirbnb
Airbnbは9月から11月までの期間に日本で開催されるラグビーワールドカップ効果で、インバウンド旅行者がもたらすであろうホスト収入が49億円という試算を公表しました。
全国12の都市で開催され、Airbnbを通して予約する人たちが、かなりの数になっています。これは大きな経済効果の1つであり、ホストにとっては喜ばしいことですし、日本経済においても大きなプラスの面があるということになります。
スポーツイベントというのは、とても楽しいので、それを追いかけて世界中を旅するという旅行スタイルが増えてきています。その際にこうした民泊サイトを利用するケースがとても多いのです。
そして短期間のイベント開催期間中というのは、世界中から観光客がそのイベント目的に集まってきますので、その都市ではホテル予約がパンクしてしまうこともあります。そんな状況に対応するのがAirbnbの民泊の力であり、そうした人たちを受け入れる余地はかなりあるということになります。
そして地域としては、民泊がなされることにより、特別のイベントのためだけに宿泊施設を建設するという出費を抑えつつ、その状況に対処していくことができるというメリットを生んでいます。
ラグビーワールドカップでのAirbnb
ラグビーのワールドカップ開催中の12の都市でのAirbnbの予定利用者は、前年での同時期と比べると123％増で35万人ほどになりそうという予想が出ています。
特に熊本や大分県という地方都市での利用率が大幅に伸びそうです。そうした地域でホストとして活動している人たちにとって、今回のラグビーワールドカップはボーナスを支給されたかような気持ちになることでしょう。国別でみると、海外から来る旅行者は、オーストラリアやイングランド、アイルランド、ニュージーランドといった、やはりラグビーの強豪国から来る人たちがとても多いです。
Airbnbは、これまでもスポーツイベントに深く関わってきており、最近の例では、2016年のブラジルでのリオデジャネイロオリンピックの時に、代替宿泊施設公式サプライヤーとしてイベントをサポートし、わずか3週間という短い期間の間に8000人のゲストを迎えておもてなしをすることができました。
そして、これからもAirbnbは、ホームシェアリングの先駆者として、スポーツイベントでのサポート、そしておもてなしの精神を促進していきますし、そうした面で世界中の人たちがつながる環境を作っていくことを願っています。これからのAirbnbの活動に目が離せません。
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