福岡県の民泊アパートで覚醒剤の密輸事件が発生

福岡県の民泊アパートで覚醒剤の密輸事件が発生

民泊設備で逮捕

福岡の民泊設備で事件が発生しました。覚醒剤の密輸に悪用されたのです。
福岡県警は中国籍の男性を逮捕しました。住所は不明ですが、名前や年齢等は判明しています。ゼエン・ユ・ロンという37歳の無職の男性です。

罪状は覚醒剤取締法違反に該当します。お金目的で覚醒剤を密輸しようとした、という犯罪です。
以上の発表が行われたのは、2019年5月23日です。

事件の詳細

福岡県の発表によれば、逮捕されたゼエン容疑者は単独で犯罪を行ったわけではありません。
2019年4月7日に、他の複数人と協力し、覚醒剤をタイから郵便で輸入した疑惑があるとのことです。
また覚醒剤をそのまま郵送したわけではなく、カップ麺などに覚醒剤を隠して、こっそり日本国内に持ち込もうとしたのです。

ただし、ゼエン容疑者から証言を取れたわけではありません。彼は自分が受け取った荷物が覚醒剤だとは思わなかったと証言しています。中身は知らなかった、つまり、自分は覚醒剤の密輸に協力するつもりはなかったと説明しているのです。

事件が明らかになったのは、福岡市の郵便局のお手柄でした。福岡郵便局内の門司税関の出張所の職員が問題の荷物を検査したところ、覚醒剤を発見したのです。

そして、そのまま荷物を郵送するのではなく、別の物にすり替えた上で、送り先の住所に届けました。住所の送り先は、福岡市南区の民泊アパートです。そこに滞在していたゼエン容疑者が荷物を受け取ったので、彼は逮捕されることになりました。

ちなみに、密輸された覚醒剤はおよそ1.4キロです。これは末端価格に換算すると、およそ8400万円になります。2019年5月22日、門司税関は輸入禁止貨物の輸入未遂の疑い、つまりは関税法違反の容疑でゼエン容疑者を福岡地検に告発しました。

悪用される民泊設備

2018年6月に民泊新法が施行されてから、怪しい宿泊設備の数は減りました。しっかり宿泊設備が運営されていなければ、民泊運営の許可が下りないからです。

ですが、ヤミ民泊が無くなったわけではありません。また、身分証等を提示しなくても泊まれるので、宿泊者がやましい行為のために利用する事例が後を絶たないのです。民泊オーナーに問題が無かったとしても、民泊ゲストが悪意を抱いていれば、犯罪の温床になり得ます。

今回は覚醒剤に関する事件でしたが、過去に様々な種類の犯罪が民泊設備で発生しました。民泊が健全なサービスと認知されるまでには、まだまだ時間が必要なようです。

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