JTBとAirbnbが提携
2018年11月1日、Airbnbに新たなパートナーが登場しました。その相手は、日本の大手旅行会社であるJTBです。AirbnbとJTBの両社で、業務提携覚書を締結した段階です。
2018年6月、住宅宿泊事業法が施行されました。通称、民泊新法と呼ばれるものです。これまでは条例によって民泊を制限する等、地域によってコントロール方法が異なりました。条例を軽視するホストも一定数存在し、周辺住民に迷惑をかけたという話も珍しくありません。
しかし、民泊新法が始まったことで、ホストの勝手な判断による民泊運営は事実上不可能になりました。民泊仲介事業を利用して大きな収益を上げていた企業も、その流れに便乗できなくなったのです。民泊事業の環境が大きな変化を遂げたことで、関連企業もサービスの方向性を見直さなければなりません。JTBとAirbnbの提携が決定したことは、その一環です。
JTBは民泊事業に対し、「交流創業事業」の可能性を見出しています。人との関わりによる新サービスを展開する、というのが基本理念です。Airbnbは、自社の基本理念である「暮らすように旅する」の追求を目指します。Airbnbの在り方に変化はありませんが、今回の提携を通じて、旅の在り方の変革を目指すとのことです。
具体的な内容
今回の提携は単に両社が足りない部分を補う、という漠然としたものではありません。既にプロジェクトは始まっています。
JTBは心斎橋エリアにおいて「ツーリスト・インフォメーション・センター」を運営しています。そこに、Airbnb専用のデジタルサイネージを導入したのです。デジタルサイネージとは、液晶に絵や文字を映して、必要事項を伝達するためのツールを指します。そして、このデジタルサイネージが導入されたのは、提携が始まった11月1日でした。
上記のデジタルサイネージが目的としているのは、Airbnbをより多くの人に認知させることです。また、旅行中の人が心斎橋エリアの設備に立ち寄った時、Airbnbの民泊施設を紹介することも狙いに含まれています。どちらも訪日外国人を対象しているのが特徴的です。
他には、地方創生に関連する業務として、イベントや対象地域の魅力、それらを発信するために提携します。体験型の旅行に関連する新サービスの開発も、両社が協調する狙いの一つです。
共通目的がある
AirbnbとJTBが提携したのは、偶然ではありません。両社が抱いていた体験型の日本旅行の活性化、という一点において強い共感を抱いたからです。
前述した地方創生と新サービスの作成し、新たな旅の可能性を模索していきます。それがAirbnbとJTBの共通目的です。
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