「民泊」が盛り上がる?欧米の「今」と日本の「これから」

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民泊が明るい!どうなる?欧米の現状と日本のこれから

ワクチン接種で民泊業は今後明るい展望が持てるようになりました。

接種の先行で今上向きになってい欧米各国の現状と、少し出遅れた日本のこれからについて見て行きます。

アメリカの観光ビジネス(民泊)の現状

アメリカの代表的な観光地ラスベガスなどでは既に観光客は飽和状態だといいます。

アメリカ各地でビジネスマンの姿も戻りつつあり見本市や展示会も行われ周囲のホテルの稼働率も6割近いといいます。

イベント市場はコロナ以前は110億ドルほどでしたが、2021年はイベント数がさらに増え収益はそれより多くなるだろうという明るい報道もあります。

観光業界の株価については4月には既に好調でした。

大手のユナイテッド航空とサウスウェスト航空で30%、ヒルトンホテルとマリオットホテルはそれぞれ10%と着実に上昇しています。

中でも民泊仲介サイトエアビーアンドビーの株価上昇は注目に値します。

コロナ禍で新規株式公開し20%以上もアップしたのです。

エアビーアンドビーのような民泊仲介の会社は2018年には世界で11万5000社ほどでしたが2021年には14万社で減るどころか増えているといいます。

民泊ビジネスは2027年に1140億ドル規模の市場になると CNNで紹介されるグローバル市場調査会社グランドビューリサーチは予想していまする。

一軒家の民泊が人気

欧米各国でワクチン接種によりコロナ感染の波が静けさを取り戻す中で、民泊を利用する旅行者はマスクなしで元気よく戻ってきてくれています。

民泊ビジネスでは特に一軒家の利用が人気を集めています。

仲介大手のVrvo(バーボ)では過去最高の売り上げを記録しているといいます。

世界で「300万軒のバケーションレンタル」(海外では、民泊のことをバケーションレンタルと呼んでいる)を紹介しているのは、コロナ禍で需要を定着させたネットフリックスの最近『世界で極める! 魅惑のバケーションレンタル』という番組です。

日本のニセコを含めた豪華な貸し別荘も紹介されていますが、多くは一般的な家を利用する誰にでも手が届く魅力的な内容です。

例えば、リモートワークで一軒家を数人で利用する人たちの体験です。

期間は数週間と長期にわたり、心身のストレス軽減がコスパよく出来る様子が視聴できます。

日本では一軒家の民泊が好調

日本でも民泊を含め観光ビジネスはコロナ禍で打撃を受けましたが、一軒家を貸し出す民泊は逆にこの時期上向きになったといいます。

ノンフィクション作家が箱根にある古い実家を改修して民泊として開業した体験談をまとめ5月に出版した『勝てる民泊―ウィズコロナの一軒家宿―』を読むと 一軒丸ごと借りる民泊についてよく理解できます。

本によると予約からチェックインまですべてオンラインでできるスタイルが受けたといいます。

コロナ禍で誰とも接触しないで安心して借りることができる気楽さが人気の秘訣だったと書かれています。

日本の民泊の今後

今後日本の民泊で非接触のスタイルは増加していくでしょう。

そのためにデジタル化やAI化は不可欠です。

ワクチン接種と平行して五輪が終了すれば、インバウンドも含め旅行者が戻って来る可能性は日本でも膨らみます。

「GoTo トラベル」や「GoTo イート」がここで息を吹き込んでくれればと願うところです。

とにかく民泊の需要を目で追いながら旅行需要の回復を体感出来るに違いありません。

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