もし今旅行に出かけようと思い立っならコロナを意識せざるを得ません。
行きたい国、地域があるならその場所のコロナに関する情報が分からなければ計画を立てることは不可能です。
Googleは旅行計画をスムーズにするためのコロナ関連の情報を自動的に表示する新しい機能の提供を次々始めています。
その取り組みをご紹介します。
目次
旅行先のコロナ情報の入手が絶対必要
徐々に各国のロックダウンや自粛などがなくなり、外国人の入国も許されるようになりつつあり、世界中で旅行しようとしてGoogleで情報検索する人は増加しています。
しかしながら、旅行先に選んだ場所がどんなコロナ対策をしているのか、今一つクリアじゃないと感じる人は多いようです。
感染状況や国や地域の考え方にはバラつきがあり、しかも流動的に修正が行われている状況でもあります。
そんな中でもGoogleは旅行の計画することに動いてもらうためには欲しいと思う最新の情報が手に入るようにしていくことが絶対条件と指摘してきました。
リチャード・ホールデン旅行プロダクト・マネジメント担当副社長は「コロナ禍で、旅行の計画を立てることが難しくなっています。
この状況で一番必要なのは旅行をしようとする人が適切な情報を得られることです。サポートする目的は安全な旅行をしてもらうことです」とコメントしています。
Googleのコロナに対応する自動表示機能
Googleは新型コロナウイルス感染のパンデミックが起きた2020年の春から、GoogleトラベルとGoogleマップを介して旅行のためのフライトや宿泊施設、ツアーなどを検索すると、渡航先の国や地域の渡航制限やコロナ関連の勧告が自動で表示される機能を追加しました。
航空券の予約についてもコロナ禍では急な予約変更やキャンセルが生じる可能性が出て来ます。
そうなった時の各航空会社の対応を理解しておくために、各社のWEBサイトのリンクも自動表示されるようになっています。
旅行計画のための新たな追加機能
8月下旬から追加される機能としては、無料で予約をキャンセルできる宿泊施設に限って検索できるようになります。
現在は対象外の貸別荘にも対応していく方針です。
他には週ごとのGoogleのデータから検索した、地域のホテルや現地で参加できるアクティビティの情報の提供が始まります。合わせて地域のリアルタイムのコロナ感染者数も表示されます。
旅先でのサービス
未知の旅先でGoogleマップで行先検索をすることは多いでしょう。
その際に公共交通機関を利用する場合にマスクの着用が義務付けられているかとか、そういったコロナ関連の情報を表示されるようにする機能も提供されています。
アラート機能も充実しています。誤って帰省地域に足を踏み入れてしまうと注意喚起のアラートが表示されます。
現在アメリカ、イギリス、オーストラリア、スペイン、タイ、インド、フランス、スペインなど13カ国が対象地域になっています。
カナダ、アメリカ、メキシコでは国境を行き来する際に、コロナ検査や外国人の制限事項に関して通常の道路情報を表示するスクリーンに映し出す機能も提供しています。
コロナ検査を実施している病院に行く道が表示されることは世界でもコロナ感染が最も拡大している地域としては医療機関への負担軽減にも役立つところです。
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