タイで民泊トラブルが増加
タイ南部の海は世界的な人気を誇る観光地です。だから、民泊需要が大きく、多くの民泊オーナーが宿泊スペースを貸し出しています。通常のホテルよりも安価で泊まれるため、利用希望者が後を絶ちません。
しかし、一方で近隣住民と観光客の間でトラブルが起こっています。タイのバンコクにおいて、民泊で用いられるのはコンドミニアムが大半です。コンドミニアムとは、日本で言うところのマンションに当たります。一般人が生活する中、観光客が一時的に滞在するのが、コンドミニアムの民泊の特徴です。
そして、観光客は浮かれた気分のまま宿泊するため、周りを気にせず騒ぐ傾向があります。ゴミを散らかした挙句、そのまま帰ってしまうこともあり、タイ国民が一方的に迷惑を被っているのです。
中国の影響が大きい
前述したトラブルの大きな要因は、中国が原因だと言われています。中国人の旅行者が傍若無人な振る舞いをしているから、という単純な理由ではありません。タイでコンドミニアムを民泊に転用しているのが、主に中国の富豪層だからです。
タイの海が観光資源として優れているのは前述した通りです。だから、それを活かしてお金儲けをすることが、中国の富豪層の間で流行しています。
また、中国のルールもこの状況を後押ししています。中国のルールとは、土地を購入できないことです。どれだけお金を所有していても、中国の土地を購入できないことは、法律で決まっています。だから、他国で土地を購入しようという心理が働くのです。
また、タイで活動している中国人オーナーは、所有するコンドミニアムを中国人に貸し出します。
以上の状況が成立していることが、タイの民泊トラブルが中国に起因する、という理由です。
規制強化に向かう
タイの住民が迷惑を被っていることは、政府も遺憾だと考えています。それを示す動きとして、民泊の規制強化の動きがあるのです。
規制強化の中心となるのは、タイのホテル協会です。彼らは民泊の登場によって、明らかに利益減少しています。中国人旅行者が中国人オーナーにお金を払っている、という構造だからです。タイに落ちるお金はほとんどありません。そして、ホテル業の収入が落ち込むのは言うまでもありません。中国による民泊運営を最も面白くないと考えている存在です。
しかし、中国の民泊運営は、タクシー利用を後押ししている等の利点もあります。また、物件管理や料金支払いの代行を請け負う業者等も登場しているのです。
タイの現地人の中には、コンドミニアムの民泊転用を受け入れている人もいます。一概に不利益ばかりとは言えないため、しばらくは中国による民泊運営とそのトラブルは継続しそうです。
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