金山の魅力伝わる宿に 移住の夫婦民泊開業 農業、工芸古民家で体験

移住夫婦の挑戦!築100年の古民家を民泊に! 金山町の魅力を提供

福島県の山間、金山町に100年前に建てられた味のある古民家が民泊施設として生まれ変わりました。

移住者の夫妻が建物を譲り受けて素敵にリフォームし泊まるだけじゃない地域ならではの体験をプラスした民泊「なないろ」をご紹介します。

オーナー安藤さん夫妻のご紹介

東京から安藤夫妻は地域おこし協力隊として別々に移住してきました。

ご主人の安藤雅朗さんは2019年まで任期を勤めその後、農業に携わりお米を作っていました。

一方奥さんの奈菜さんは群馬県からやってきました。

この地域の観光物産協会で今年2月まで働いていました。

ご夫婦はそれぞれ民泊を始めようと金山町にやってきたわけではありませんでした。

「なないろ」の創設のきっかけと経緯

ご夫婦に予期せぬ嬉しい出来事が起きたのは去年7月のことでした。

地域で知り合った人が築100年の古民家を譲ってくれるというのです。

定住を決めた2人のミッションはここから新たな方向に進むことになりました。

この古民家を民泊として再生させる挑戦です。

宿泊施設として使いやすいように、畳をフローリングにチェンジし壁のクロスも張り替えました。

この時快く地元の大工さんや友人が協力してくれたといいます。

雅朗さんは「外からの人たちに田舎暮らしを体験してもらい良さを知ってもらいたい。

そして金山町に住みたいという思いに繋げたい」という気持ちを抱いています。

「なないろ」の命名の背景には「色々な人たちが出会いつながる」という思いがあるといいます。

宿泊だけじゃない「なないろ」の魅力

「なないろ」では宿泊以外の金山町ならではのプログラムが盛りだくさんです。

参加してもらうことで金山町のよさを滞在中にできる限り知ってもらうことが狙いです。

金山町の伝統工芸品「マタタビ細工」、樹脂粘土の人形のワークショップでは地域の人が手仕事を丁寧に教えてくれます。

他にも農家の日常生活を実体験できます。

畑で採れた農作物を使いホストと一緒に地元料理のクッキングを楽しんだり、体を動かしたい人なら野菜の収穫や稲刈り雪かきなどでいい汗をかくこともできます。

「なないろ」の予約方法

「なないろ」に行ってみたいという人は直接電話(0241-42-7725)で問い合わせてみてください。

1日1組で8人まで泊まることができます。

料金は中学生以上は1泊2食付きで8000円で泊まれます。

小学生以下は5600円です。

この他に燃料費が1人500円かかります。

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