世界で注目の旅行イノベーションが続々、女性限定の民泊サイトからサステナブル旅行の支援ツールまで、スタートアップ25選

脚光を浴びる旅行業界のスタートアップ企業に大注目！トップ25に続々選考

コロナ禍で「太陽をもう一つ」と叫びたくなる晴ても明るくない日常が世界に続いています。しかし、経済を担う企業の中で「曇りでも大丈夫」とばかりに新しいビジネスに元気に挑戦するスタートアップが旅行業界に増えつつあります。調査会社フォーカスライトがまとめた興味深い情報を見て行きましょう。

1 2021年旅行系のスタートアップが急成長
2 2022年に注目のスタートアップ25社を発表
3 どんな業種が選ばれたのか？
4 具体的にどんな企業が選ばれたか？
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2021年旅行系のスタートアップが急成長

2021年末にフォーカスライトは年間のスタートアップ企業の動向について調査結果を発表しました。その中で旅行系のスタートアップ企業が目立ちました。1月から第3・4半期までで投資資金は50億ドル、日本円でおよそ5750億円に上りました。今後の旅行業界のリベンジとさらなる成長につながるポジティブな動きを見ることが出来ます。

2022年に注目のスタートアップ25社を発表

フォーカスライトはカンファレンスで昨年11月末に「2022年に注目のスタートアップ25社」を発表しました。起業から5年以内の企業で直近の１年間の事業内容を考察して今後もさらなるイノベーションにつなげて行けるかどうかが選考の決め手になっています。ただし、事業内容、地域がまんべんなく含まれる25社に絞っています。

どんな業種が選ばれたのか？

「2022年に注目のスタートアップ25社」に選ばれた企業の業種は多岐に渡っています。プライシング企業、最良価格を設定し収益を最大化するレベニューマネジメント企業、持続可能な社会を目指すサステナビリティ、ブロックチェーンを扱う企業、民泊なだおのホテル以外の宿泊施設などです。

具体的にどんな企業が選ばれたか？

具体的に選ばれた企業をいくつかご紹介します。車中泊するための大型車レンタルを手がける、米国シアトルの“Cabana”。予約移動データで顧客分析をするイギリスの“Data Duopoly”。女性のための民泊プラットフォーム、カナダの“Femmebnb”。空港、航空会社、利用者をつなぐ、インドの“Flyzy”、航空事業の収益管理をする、オランダの“Kambr”、ビックデータで位置空間分析する、スイスの“Kido Dynamics”、出かけられない旅行者と現地ガイドを仲介する、スウェーデンの“Local Purse”、AIを活用してホテル予約管理をする、シンガポールの“ModiHost”などコロナ収束後新しい視点で旅行業界を盛り上げてくれるホクホクの企業が取り上げられています。