北海道ニセコ町、宿泊税の導入へ協議を加速、税収の想定は年間2億円、地域内交通やオーバーツーリズム対策に

年間2億円の税収!北海道ニセコ町が宿泊税導入を目指す!

北海道ニセコ町はスキーリゾートや温泉など一度は行ってみたい観光地で多くが一泊以上の旅行で訪れます。近い将来ここに宿泊するには宿泊税という税金がかかるようになるというのです。

宿泊税とは

宿泊税は東京、大阪、京都、金沢、福岡などの観光地のホテルや旅館などの宿泊施設に泊ると料金に対して課税されます。金額は宿泊料金に比例して増加します。例えば東京なら10000円から15000円の宿泊料なら100円、15000円以上なら200円が課税されます。地域によって異なりますがどこもそんなにバカ高い金額ではないので気付かないうちに払っていたような人も少なくないでしょう。

ニセコ町の宿泊税導入の目的

ニセコ町は将来的に「町民や観光客から信頼される、持続可能な国際リゾート」を実現しようとしています。2022年には「ニセコ町観光振興ビジョン」を策定しました。この中に補助や助成制度がなくても独自の財源が確保できるように宿泊税を導入するという項目があります。

ニセコ町の観光需要は伸びていて交通機関の整備が急がれています。また観光客が過剰に押し寄せて地域で暮す人たちの生活が脅かされたり自然環境にダメージが与えられたりする、オーバーツーリズムに陥らないように持続可能な地域づくりが必要になっています。これらを実行するには資金が必要でそれを自主財源で賄いたいのです。そのために宿泊税導入に踏み切ったということです。

宿泊税の使途

宿泊税は具体的にどんなことに使われようとしているのかニセコ町は詳細を明らかにしています。一番多く使う予定なのは地域内の交通整備で45%を当てようとしています。次に多いのは宿泊事業者の適切な冷暖房温度の設定や、ごみ減量やリサイクルなど環境負荷低減のための取り組み環境負荷低減に20%を使います。デジタル化による効率化、データ収集などを駆使した観光案内DXを進めることやDMC(観光地経営会社)を強化するために15%、景観・環境を守るために10%、災害発生時の宿泊事業者を支援するために5%、事務処理に5%という内訳です。

ニセコ町の宿泊税の税率と税収

ニセコ町は宿泊税の税率を宿泊費に対して低率で2%に定めようとしています。先に宿泊税を採用している隣の倶知安町と足並みを揃えました。ニセコ町はコロナ禍で観光客は激減しましたがそれ以前に戻ることを想定しています。もしも実現したなら宿泊税の税収は推定で年間2億円程度が積み上げられることになります。

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