コロナさえなければ… 民泊など宿泊施設の元運営業者グランドゥース(大阪)が破産へ

コロナを恨むしかない!民泊運営の大阪グランドゥース自己破産へ

自己破産というと財産を全て失ってしまう、もう絶体絶命の危機を思わせますが、法律上借金を支払う義務から開放され再出発が可能になります。大阪市梅田が拠点の企業グランドゥースは今回この選択をしました。

グランドゥースはどんな企業?

グランドゥースは2017年(平成29年)3月に設立されました。最高で一年間の収入が約13億円計上したことがある民泊を運営する企業です。韓国、中国からの外国人観光客を主なターゲットとしていましたがヨーロッパ、アメリカからも宿泊客を獲得してきました。国内で800室以上を管理して不動産所有者から民泊運営を受託してきました。大阪を中心に東京都、福岡県、京都府の一戸建てやマンションなどを民泊として扱ってきました。

コロナ禍で民泊から不動産管理へ

東京オリンピックを見据えて地方でも民泊運営する企業は明るい未来を確信して迷いなく運営してきました。しかし新型コロンウイルスのパンデミックによって外国人観光客が消失してもくろみも泡と消えました。大阪のグランドゥースも例に漏れず突然の壁に立ちろぐことになりました。民泊中心から所有していた不動産による収入でなんとか息をつなぐことを余儀なくされました。

グランドゥースがどんどん底までの経緯の説明はもちろん明るいものではありません。収益は赤字に継ぐ赤字で最終的に当期純損失は約5億円を計上しました。民泊の管理業務では収益ゼロとなりながらしがみつこうとしたのか民泊業者のホームページのSEO対策のコンサルティング業務でした。しかしながら全然思うようには行かず2021年9月期には年収で約9800と完全に落ちるところまで落ちました。

負債額は約13億7300万円から自己破産まで

何とか生き延びようとコロナ禍でもワンちゃんと旅を楽しむようなある程度生活に余裕があるような人たちに向けてドッググランピング施設の運営に着手しましたが思うような成果は得られませんでした。「もうこれまで」と地面に顔を擦りつけて断念しました。不動産オーナーとの賃料交渉によるトラブルも発生して複数回訴えられる事態になって信用喪失の崖っぷちでおよその負債額は13億7300万円に到達しました。グランドゥースの関係者の「コロナさいなければ」と嘆きを否定する人が責められる理由はないと断言できます。結局自己破産を余儀なくされ今後の復活を待つことにまりました。グランドゥースに今後の新型コロナウイルスの感染状況に翻弄されながらも再び旅行者を喜ばせてくれると信じたいところです。

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