コロナ3年目！大阪の中国人の民泊オーナーの二極化
「感染症流行3年目、日本の民泊物件を買った人はどうなったか？」この微妙にセンセーショナルなタイトルは中国のプラットフォーム・掘金日本房産に掲載された記事のものです。
日本の民泊物件を買った中国人の今を問う記事です。
掘金日本房産は日本の不動産情報を扱うプラットフォームです。
目次
大阪の一戸建て物件を購入した中国人女性の末路
「かつて短期的な投機資金によって争奪戦が繰り広げられた日本の民泊は新型コロナ感染拡大で恐怖ともいえる打撃を購入者に与えている」と指摘しています。
具体的に紹介されているのは200万元（約3900万円）で大阪の一戸建ての物件を購入した上海の女性です。
観戦拡大で彼女の生活は混乱をきたしずたずたにされたと書かれています。
コロナ前後の日本の観光と民泊について
記事では中国目線の日本の民泊を含む観光業について振り返っています。
新型コロナ感染拡大前の2019年の観光業は頂点を極め中国からの観光客も30％に及んでいたと認めています。
目的地は都会、大阪と東京で民泊業も7年間、成長期の子供の身長のように伸び続けました。
中国人の投資家の目に入らないはずもなく、次々成功者に習い模倣し民泊ビジネスに足を踏み入れるケースが相次いだといいます。
ところがコロナ感染拡大で市場が一転し生き残ったのは特色あるブランドか慎重に運営していた企業だけだったと書かれていました。
大阪の民泊中国人オーナーの体験談
記事には、大阪で民泊を経営する中国人の白さんのリアルな苦労話が書かれていました。
白さんは新型コロナを世界の誰も知らなかった2018年から大阪で民泊を始めました。
感染が広がり旅行者の行き来ができなくなり世界の観光業は打ちのめされました。
大阪でも第一波、第二波と町に人が消えて行きました。
白さんの経営が最悪になったのは2020年中頃から2021年の春にかけてでした。
1月予約も利用もまったくなく、まるで出口が見えない長いトンネルの中にいるような日々だったといいます。
しかしながら白さんはこの逆境の中で経営を見つめ直し細部を調整したといいます。
逆境を逆手につけて事業拡大をした同業者も周りにはいたといいます。
この時期だからこそ大阪の優良物件を十数棟も手に入れることができたというのです。
大阪の中国人オーナーの二極化
コロナ前から大阪で民泊物件を手に入れた多くの中国人オーナーは明暗を分けることになりました。コロナ禍で多くの中国人オーナーの民泊企業が倒産、破産した一方で、手放さざるを得なくなり破格で売り出された物件を次々手に入れてコロナ後に準備を整えたオーナーたちもしっかり存在していたのです。
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