香港のメーデー
2018年の4月28日~5月1日、中国の香港では労働節(メーデー)が行われました。一般的に労働者が働かない期間であり、いわゆる連休期間です。
ただし、連休期間中だからこそ必要なサービスの供給主は、通常通りの業務を行います。例えば、宿泊に関連する事業はその代表格です。
メーデーによる連休期間中は宿泊サービスを担う企業の稼ぎ時ですが、今年はいつもと違った光景が見られました。
Airbnbが好調
昨年までと大きく違った点とは、Airbnbが好調だった点です。Airbnbは世界的に活躍している民泊仲介業者です。インターネットサイトを経由して、民泊オーナーと利用者の橋渡しを行います。
中国では他にも大きな民泊仲介事業者が存在していますが、それでもAirbnbが業績を伸ばすことに成功しました。それだけ中国では民泊事業の需要が大きいということです。
また、2018年に突入してからAirbnbは提携企業を増やしており、それも好調に影響したと考えられています。
Airbnbの煽りを受けた人々
Airbnbの躍進は経済的な観点から見ると素晴らしいことです。しかし、メーデー期間中のAirbnbの好調を全ての人が歓迎しているわけではありません。その一人が香港ホテル・オーナー連盟のマイケル・リー総幹事です。
マイケル・リー氏によれば、中国ホテルでは4月29日の時点でチェックアウトする中国本土人が多く、1日の客室稼働率は約8割ほどに留まったそうです。香港ホテルでは料金が需要に応じて変動するのですが、5月1日の時点での格安ホテルの宿泊料金は400香港ドルからでした。稼ぎ時であるにも関わらず、あまり良い数値とは言えません。
上記の結果に至ったのは、Airbnbを始めとする民泊が極めて安価であるためです。民泊を支援する立場であるゲストハウスの業界団体である香港旅遊業賓館聯会の劉功成会長は、以下の様に説明しています。
メーデー期間中のゲストハウスの予約は満室であったが、それは外国人旅行者がAirbnbを愛用しているからであり、それがゲストハウス業界の業績を牽引しているからです。
また、ゲストハウスの料金がホテルと比べて安価なのは、民泊オーナーが増え過ぎたせいで価格の叩き合いが発生しているから、と述べています。つまり、メーデー期間中にホテルが不調だったことと、Airbnbの躍進に因果関係はない、と断言しているのです。
一方、マイケル・リー氏はホテル産業を脅かしているのがAirbnbと指摘しています。その一環として、香港政府にAirbnbの違法性を指摘し、民泊事業の取り締まりを促しました。
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