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airbnbを利用してローリスクローリターンをモットーに民泊をしていました
タイトルにもある通り私は利用していたマンションの規定変更で撤退を余儀なくされました。
私は民泊の運営を一時的なものではなく、出来る限り長くやっていきたいと思っていたので、気をつけれるところは全て気をつけてトラブルを起こさないことをモットーに民泊を営んでいました。
本業に支障が出るといけないので民泊運営の代行業者、airbnbサイトを管理してくれる代行業者もフルに使ってローリスクローリターンな民泊運営です。
民泊は現状東京を中心に競合ホストがどんどんと増えていますが、そんな中よくこれだけ長いこと民泊を副業として続けることができたと自分でも思っています。
私は民泊という副業が法的観点、また様々な観点からたくさんのリスクをはらんでいることはわかっていたのでいつかは自分も民泊から撤退せざるを得ないだろうと思っていました。
そしてそれは思った通り、私にもその時がマンション組合の規定変更という形でやってきたのです。
airbnb可能物件を利用していたにも関わらず・・・
私が民泊に利用していた物件はairbnb目的の利用が許可された物件で、俗にいう民泊可能物件というものでした。
少々家賃は高いものでしたが、その割高になった家賃分リスクが排除できると考えれば決して高くは無いと思ったわけです。
転貸が可能とされている物件ですので、そこに部屋を借りているのは私と同じく転貸ホスト型で稼ごうと考えている人ばかりです。
いわば部屋を借りているのは全て民泊競合相手ということになります。
競合相手しかいない環境というのは煩わしいと思われるかもしれませんが、さばききれなくなったゲストの紹介など、意外なところで助けになることが多く、私としては悪くないと思っていました。
私が利用していた物件は民泊可能な物件でしたが、それでも細かな組合規定はありました。
ゴミ出しや騒音に関すること、また民泊可能物件ならではなゲストへの近隣住民への配慮への理解の徹底などです。
私としても民泊という副業が限りなくグレーゾーンであることは理解していたので、規定に記述してあることは徹底しゲストへの説明も徹底していたつもりです。
民泊で得られる私の収入は一月あたり15万円弱ほどでしたがエアビーアンドビーと民泊の清掃含めた各種代行業者を利用していたことを思えば決して少なくない稼ぎでしょう。
競合ホストが増え、民泊で稼ぐことの難しさが認知されるなか、全てが上手くいっていると感じていました。
全てが上手く言っていると感じていた時急に管理人から組合規定の変更を告げられたのです。
今までは民泊可能物件としてやっていたが、これからは民泊禁止物件としてやっていくということでした。
そのマンションに部屋を借りていた人は殆どがairbnb利用を目的に賃貸していたのでマンションの住人の殆どが追い出されることになります。
当然強い反発がありましたが管理人はその規定変更を強行したわけです。
当然私達はゲストのこれからの予約を複数抱えていたのでこのままでは赤字になってしまいます。
訴訟にも発展しかけましたが、結局規定の変更は一年間かけてゆっくりしていくということで半強制的に納得させられてしまいました。
民泊に対する風当たりは年々強くなっているので、戦ったところで勝てないという意識もあったかと思います。
こうして私は民泊可能な物件から追い出しをくらうことになったのです。
次の民泊可能物件を探す気力もなく・・・
私の転貸型ホストの民泊スタイルは当然民泊可能物件でしか成り立ちません。
マンション組合規定を破ることで生じるリスクの相手をしていては成り立たないのです。
airbnb(エアビー)の運営管理を代行業者に任せているとはいえそんなことに時間をかけていては本業に手がつかなくなるのはわかりきっていました。
次に民泊業を行うためのairbnb物件探しを始めようかと思いましたが、民泊可能物件から一度追い出された私にそれをするだけの気力とやる気は残っていませんでした。
また次も追い出されるかもしれないし、そもそもの民泊業で得られる月15万円は労働に見合った対価なのかどうかにも疑問が生じたのです。
部屋を借りているだけとはいえリスクの排除や代行業者とのやり取りなどを踏まえたらそれほど美味しい副業とも思えなくなってしまったのです。
できるだけ長く続けたいと考えていたairbnbを利用した民泊業ですが、私はこのような経緯から民泊からの撤退を決めました。
現在民泊からの撤退を決める人が増えているという話を多く耳にしますが、それもある意味当然のように思います。
少なくとも転貸型ホストで稼ごうとした場合、多くのリスクと向き合うことになり、必然的にそれを排除するための時間の確保に追われてしまうのです。
全国的に開かれているairbnb投資セミナーではこういった現実をもっと周知するべきだと最近は思うのです。
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