Airbnbが犯罪に利用される

Airbnbが犯罪に利用される

麻薬犯罪でAirbnbが利用される

アメリカ合衆国では様々な犯罪が起こっています。
その性質は多種多様ですが、特に発生率が高いのは麻薬に関係する犯罪です。
常習性のある麻薬は利用者からお金を引き出すのに、非常に有効な手段だと言えます。

そして、最近になって新しいタイプの麻薬犯罪が発生しました。運搬方法に独自性はありません。これまでと違っていたのは宿泊先にAirbnbを利用していたことです。

Airbnbは宿泊用の施設として通常の住居を使用します。広い住居や未使用の建造物を登録できるので、新しい不動産運用の可能性としても期待されています。

以上の様に、Airbnbは非常に大きな可能性があるため、犯罪に利用された事実は関係者に衝撃を与えました。

事件の詳細

今回の事件は、アメリカ合衆国のテネジー州イーストナッシュビルで発生しました。

現地の警察官がレンタカーの運転手に対して職務質問をしたところ、麻薬と拳銃の所持が発覚したのです。警察官が1台のレンタカーに目をつけた理由は、運転手がシートベルトを着用していなかったためです。職務質問をしていた警察官が、車内から漂ってきたマリファナの臭いに気付き、拳銃とマリファナの所持が判明しました。所持していた拳銃の数が2丁で、マリファナが1150グラムです。

そして、更に職務質問を進めていったところ、共犯者の存在が明らかになりました。それは男性の運転していたレンタカーの前を走っていた白のベンツの運転手です。それを聞いた警察官が追跡して、白のベンツを運転していた女性を確保しました。職務質問によって見つかったのは、拳銃4丁と12.2キログラムのマリファナです。

上記の2名、ダーガーム・アテイア(26)とカーラ・フローレス(25)は拘置所に身柄を拘束されました。設定された保釈保証金は75000ドルです。日本円に換算すると約850万円です。

また、アテイア氏は過去に犯罪を繰り返しています。今回と同じ様に銃器や大麻の不法所持だけでなく、窃盗までも行っています。すでに有罪判決を受けている身の上にも関わらず、今回の犯行を行っているため、非常に悪質です。

身分証明は行われている

話題のAirbnbが麻薬犯罪に用いられた件は、ホストではなく見込み顧客が注目しています。
自分も犯罪に巻き込まれる可能性を考えれば当然です。

彼らが注目しているのは、主に匿名性に関する部分です。利用者やホストの身元が不確かだとすれば、それは犯罪の発生確率を高めます。

しかし、実のところAirbnbは匿名性を重視していません。
その考えとは反対に、運営元は身元を明らかにするのを重要だと考えています。Airbnbは『匿名は信頼を損なう』という信念を持っており、本人確認を義務付けていることからも確かです。

本人確認に使用するものは、免許証や保険証がよく利用されています。本人確認が必須条件であるため、現実には犯罪の抑制効果があるとさえ評価されています。

ホストの反応

Airbnbの見込み顧客とは違い、宿泊先のホストは運営元の身分開示の姿勢を理解しています。
よって、上記のマリファナの事件も冷静に成り行きを見守れているのが実情です。

しかし、世間にレッテルを張られてしまう事態を恐れるホストもいます。事実とは違った報道がされた結果、利用希望者が減ってしまう可能性は十分にあり得るからです。

実際に犯罪が発生する可能性が小さくても、顧客離れが起こる事態はなきにしもあらずです。今回の事件の主犯であるアテイア氏は、『借りた家に住み続けるつもりだった』と告白しており、近隣住民を震え上がらせました。

Airbnbに登録する人が増えたことで、顧客獲得に難儀するホストも最近では目立っています。彼らが今回のマリファナ不法所持の犯罪によって、見込み顧客とは異なる損害を受けたのは確かです。

Airbnbで発生する他の犯罪

Airbnbに登録されている宿泊先は、匿名性を撤廃しようとしています。
それ故に、匿名性を重視するインターネット関連サービスと比較すれば、犯罪が発生し難い土壌です。

ですが、Airbnbはサービスとして有名になり過ぎました。それが影響してか、Airbnbの宿泊施設では犯罪の発生件数が増えています。ホストの数が増加すれば、利用希望者が増えるのは必然です。その結果、Airbnbを悪用しようとするケースが目立つようになるのは当然だと言えます。

特によく利用されるのは売春です。女性や男性をAirbnbの宿泊設備に出張させて、顧客に奉仕サービスを供給するやり方は、日本国内でも問題になっています。いわゆるデリヘルサービスです。デリヘルサービスはホテルで楽しめるものでしたが、利用料金が高いのが玉に瑕でした。ホテルよりも安い価格に抑えられるAirbnbに注目が集まるのは当然です。

ですが、上記のマリファナの事件とは違い、デリヘル等の風俗サービスによる悪用は、関係者の中で完結します。その意味では周囲に与える影響は小さいと言えます。無論、Airbnbを利用する人物は悪質であり、犯罪は憎むべき行為です。しかし、それを踏まえた上で、正しく物事を見極める視点は大切だと言えます。

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