静岡のお茶農家で高付加価値体験、行政とのタッグで生まれた有料の観光素材、その活動に寄せる思いを聞いてみた

【本山地区のお茶ツーリズム】静岡県のお茶農家が挽回!インバウンドと30代男性に人気

簡単には語りつくせない800年のストーリーを蓄積する静岡県安倍川流域の本山(ほんやま)地区の茶葉が、最も誇らしく語って欲しいのはかの徳川家康が好んで器に注ぎ喉を温めその後徳川家「御用茶」として献上されていた功績でしょう。本山地区の地形は水はけがよく強風からも守られる天然のプランターです。さらに南アルプス由来の伏流水や山霧をたっぷり含んだ地質も茶葉の栽培に適しています。

ここで茶の栽培を9代に渡り営んできた森内茶農園の茶葉は数々の品評会で審査員に納得の高評価を獲得し功績を積み上げて来ました。そして9代目の森内真澄さんは普通の飲食店のドリンクメニューに日本茶がリストアップされることを目指して、茶葉と観光かけあわせた「お茶ツーリズム」に本業の傍ら力を注いでいます。コロナ前にはインバウンドの集客も年々増えていたしコロナが落ち着いた今は日本の30代前後の男性の利用が多いという「お茶ツーリズム」についてお伝えします。

森内茶農園「お茶ツーリズム」の活動は

「お茶ツーリズム」はお茶を通して旅行者に楽しんでもらえる企画を用意しています。例えば本山地区の競合茶葉で入れたお茶を飲み比べてもらう体験プログラム、実際に茶畑でお茶の香りや葉の色彩を楽しんでもらう茶畑ツアーなどです。観光に来てもらって本山地区のお茶に親しんでもらい「大好き、買いたい、また来たい」となってもらうのが狙いです。

「お茶ツーリズム」の前進は無料試飲ツアー

森内茶農園は決して観光農園ではなく一般の茶農家です。茶葉の収穫期にはさすがに観光客はお断りしています。そもそも外部の人にオープンになったきっかけは行政や茶商の視察や見学がきっかけでした。森内茶農園だけでなく本山地区の複数の農園がお茶を買ってもらうために無料で来てもらっていました。その後地元の旅行会社を通して試飲ツアーを受け入れるようになりましたが農園の方には直接的な収益はなく無料での受け入れでした。

茶農家の減収

静岡県内の茶葉の価格は下がる一方で2021年の県内の荒茶の1キロあたりの年平均価格1053円は2000年の2024円と比べるとほぼ半額に落ちています。理由は安い中国の茶葉が簡単に手に入るようになったこともあります。でも一番痛いのはペットボトルなどの緑茶飲料の人気に押されてしまったことです。2007年に緑茶飲料に1世帯あたりの年間支出額で負けてからはリーフ茶は全国的に完全に負け組街道を歩み続けているといいます。さらに森内さんは流通の構造の問題で簡単には明るい道には戻れないとこぼしています。

静岡県も手伝い無料試飲ツアーの有料化へ

静岡県は県内の茶農家の苦境を目の当たりにして無料ツアーは傷口に擦り込まれる塩だと確信しました。試飲ツアーを有料化できれば傷の治療薬に変えられるのではと茶農家を助ける模索を始めたのです。2016年に体験ツアーのガイドブックを作成、観光客受け入れの勉強会を開き、値付けや保険や体験メニューの検討をサポートしました。ここから茶農家の「お茶ツーリズム」の有料化は明るい一歩を踏み出すことができたと森内さんは振り返っています。

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