ワーケーションに関する調査のご紹介!
コロナ禍で通勤や社内での密を避けるために、仕事は出来る限り出社しないでやろうという働き方「テレワーク」はたちまち世界に広がりました。
出社しなくても仕事が出来るなら好きなところでやりたいというの欲求を満たせるのが「ワーケーション」です。
「ワーケーション」は「ワーク」と「バケーション」を融合させる働き方です。
仕事場を観光地やリゾート地に移すことで休暇と連動してテレワークをします。
思わず仕事しているのか忘れてしまうような瞬間を罪悪感なく味わえストレスを軽減する働き方です。
一般人も耳にすることが増えてきた「ワーケーション」に関する全国調査をクロス・マーケティングという企業と山梨大学が3月下旬実施しました。興味深い調査結果にアプローチします。
目次
ワーケーション調査の概要
まず7万6834人に働き方全般に関する調査をしました。
40%の人がテレワークを経験しそのうちの7%がワーケーションを経験したことがあると解答しました。
ワーケーションの経験者のうち1600人を対象にインターネットを通して本調査を行いました。
対象年齢は20~64歳で、性別は特に区別なく行いました。
ワーケーションの民泊の割合
ワーケーションで働いたことがある人1000人の中でどんな施設を利用したかを尋ねると民泊のような身の回りのことは自分でする場所を選んだ人は8%に留まり、ホテルなどの宿泊施設を利用した人が7割以上でした。
内訳はビジネスホテルが43%、リゾートホテルが31%でした。
ワーケーションをする人の傾向?
どんな人たちがワーケーションをしているかの傾向も調査結果から知ることが出来ました。
年収は800万~1500万円が4割と最も多くなりました。
自宅でテレワークをしている人がワーケーションに生活をランクアップするにはやはり経済的余裕は必須というところです。
職業としては会社に務める一般社員が43%と最も多く管理職は40%という結果でした。
自宅がある場所は東京都が最も多く28%で続いて神奈川の14%と首都圏の都市部に住む人が多いことが分かりました。
ワーケーションをする傾向の人を例えるならば50歳の独身男性で、港区のタワーマンションに住みながらプログラマーをしている、テレワークの間気軽に軽井沢のリゾートマンションで仕事しようなんて人でしょう。
ワーケーションに必須なのはネット環境
授屋久島でも京都でも自分の好みの生活スタイルに合わせて仕事場を選べるのがワーケーションの醍醐味ですが、調査に携わった田中敦教(山梨大学生命環境学部)は「ネット環境の整備が前提となる」と話しています。
富士山の山頂やミカン食べ放題の瀬戸内海の無人島ではワーケーションは難しいと言えるでしょう。
宿泊施設がワーケーション利用を促進したいなら通信環境を整えて集客情報にWi-Fiの有無など通信環境を掲載することは絶対必要と言えるでしょう。
ワーケーションと農泊支援事業
過疎化地域などはコロナ以前にも都会から人を呼び込もうと農泊を進めて来ました。
地元産の食材を使った料理、農業の体験など宿泊を通して地域を知ってもらい長期滞在ひいては居住につなげたいという取り組みです。
農林水産省も農泊支援事業の一部としてワーケーションの受け入れ環境の整備に協力しています。
コロナ禍でワーカーションという新しい選択肢が地方泊に加わりました。これと農泊を個別ではなく融合させて長期宿泊の促進に繋げて行くことが今後過疎地などの得策と言えるでしょう。
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