【豊島】瀬戸内国際芸術祭で知名度アップ!移住者が増加傾向
アート好きなら「あそこね」と分かる瀬戸内海の小さな島「豊島」は広さと知名度では上を行く小豆島の西にあります。2020年の国勢調査では人口は768人で年代も70代・80代が多くさらなる減少は避けられないと思われます。しかしながら意外にも移住者が多い島だといいます。2016年から唯一の中学校は小学校と併設となるような少子化の危機の中で移住してきた家族に子供が誕生したことは明るい一報でした。ここで子どもを育てていきたいという思いがある移住者たちは同級生が増えてくれることを望んでいます。どうしたらここで上手く生活を始められるのか見て行きます。
「瀬戸内国際芸術祭」でアート好きが集まる
「瀬戸内国際芸術祭」は3年に1度開催される現代アートの祭典で2010年から始りました。瀬戸内海の12の島と2つの港で行われ「豊島」はその島の1つです。豊島美術館や豊島横尾館で数々の作品が展示されて国内はもちろん海外からもアート目当ての観光客が集まって来ます。筆者もこの芸術祭のイベント施設「豊島エスポワールパーク」を手伝うために呼ばれて初めてこの島を訪れました。
コンビニやスーパーは一軒もない
「必要なものは宅配で送ってもらってください。そうじゃないと僅かしか出航されない小豆島や岡山県の宇野、香川県の高松まで買いに行かなきゃなりません」と知らされていましたが本当にコンビニもスーパーもありません。唯一品物がまばらに並んだ雑貨店を見つけたものの「観光客お断り」の張り紙が目に入り「地元優先よそ者お断り」と翻訳してもらうよりは日本語が分からない海外アーティストの方が島の自然を楽しめるに違いありません。田んぼや畑、果樹園が続いていて米、野菜、果物は豊富にあるものの、自分の畑のものは自分の家出食べるか欲しい物と交換してしまい島の外に売ることはもちろん観光客にも売るつもりはないという島の人たちの徹底ぶりを知って「移住者は生活していけるの?」と疑問を持ちました。
移住者を増やすためのキーパーソン
島国日本の中のさらなる島国でよそ者を嫌う人がいない方が不思議なことです。農作物の扱いは家の売買でも同じのようで空き家が沢山あるのにも関わらず移住者が住居を見つけるのは簡単ではないといいます。そんな中で最も小さい集落、甲生地区で一軒家を契約して定住し現在はコーヒー焙煎の仕事をしている田中健太さんがいます。家探しには民泊「植松さん家」の経営者の植松さんの助けを借りたといいます。「家の明かりがついているほうが安心できる」と移住者と地元の人との仲介役を積極的にかって出てくれているといいます。「本当に定住してくる気があるのか」疑問視する地元の人達を納得させて家を売ってもらうには信用できるキーパーソンの存在は必須のようです。田中さんは自らを植松チルドレンの一人と関係を語ってくれました。
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